CFP（CERTIFIED FINANCIAL PLANNER）試験・資格

サブプライムローンに端を発した株式相場の降下により、さらに安定した国債など公社債に資金が流れてこんでいる風潮があります。 CFPとして、危険の少ない債券である地方債や国債について幅広い金融商品についての知識や経験が要求されます。

国内債券には、国債や地方債など公共債、社債などがあります。
このうち社債は発行自体が少なく、どのような時でも購買可能とは限りません。ですから各自が購買しやすい債券では公共債が最も有力といえるでしょう。

そこで ここでは、国債について詳細に解説しましょう。

国が必要不可欠な資金調達のために発行する債券が国債です。 一般的に国債は、償還期間(満期)によって、1年以内のものが短期国債、2〜4年は中期国債、5〜10年は長期国債、10年以上は超長期国債と呼ばれています。




国債のうち発行されているものの大部分は10年物の長期国債になります。
この金利が日本の住宅ローンなどの別の金利に大きな影響を及ぼします。

割引国債そのほかの国債の利子は、6ヶ月に1度支払われます。また元金は満期時の償還となります。 6ヶ月に1度、利子が支払われる国債には、主に固定利付型と変動利付型の２種類の国債と割引国債があります。

固定利付債には、5年固定型個人向け国債や満期が2・5・10・20・30・40年の固定利付国債があります。

変動利付債には、10年変動型個人向け国債と満期が15年の変動利付国債、これ以外には、元本が変動する満期が10年の物価連動国債という国債があります。
この物価連動国債や割引国債も個人では保持することができませんので注意が必要です。

今は、テストに受かることができるよう、入り組んだ仕組を正しく把握して、正確に記憶するように努力していきましょう。

合格後はCFPとして、顧客への品質の良い生活設計発案のために最新のインフォメーションと学んだ知識を職業に生かしてください。